toggle
2023-02-06

ひつじ屋のこと。

ミモザが大好きです。
好きゆえに、以前の工房名を「ミモザ舎」としていたくらい。
信州は寒すぎて外でミモザを育てることは難しいですが、お花屋さんでこの時期に買ってきて玄関に飾るのを楽しみにしています。一気に春めいて。

さて、今日はひつじ屋のこと。
ひつじ屋は夫がしているカフェとレンタサイクルのお店で、ギャラリーや古本、雑貨のコーナーもあります。穂高駅のすぐ前という立地なので、自然といろんな情報が集まり、地元の方達の情報交換の場でもあり、旅の起点でもあります。

わたしは働き始めたのは2010年からなので、今年で13年目。
安曇野に移住してすぐにひつじ屋でアルバイトをし、そこで店主である夫と出会い結婚したわけです。
途中、山小屋で働いたり、他県に働きに行ったり、働く日にちを前より減らしたりと割と自由にさせてもらって、今に至っています。
ゆるゆるですが、こんなに長く勤めたことはなく、体が仕事を覚えているので忙しくてもくるくる動けたり、顔見知りのお客さまも増えてきたり。

時々、絶妙な感じでお客さまが来られることがあります。
隣同士に座られたAさんとBさんはお知り合いではないけれど、わたしはどちらも知っていて、Aさんが今必要としている情報をBさんが持っていることを知っている、みたいな。
そういう時、そわそわしてしまいます。
あぁ、何とか二人を出会わせたい、とか思って。
そして、ご紹介できたりすると、何かやり遂げたような安堵感。
ふー。

わたしは結婚してから、高橋という姓になったのですが、もし名前に意味があるとしたら、この名前は“橋渡し”のお役なのかなと思っています。
ひつじ屋という場所がいろんな人を繋ぎ、出逢いのきっかけとなり、橋となってきたのかな。
幸せをつなぐ橋になるといいな、そう思います。

今年ひつじ屋は20周年を迎えます。
いつもありがとうございます。

タグ: ,
関連記事