toggle
2019-09-10

えんぴつの病院

お気に入りの皿が欠けてしまいました。
しばらくそのまま使っていたのですが、使う度に悲しかったのです。

そんなお皿や急須がいくつかあって、時間ができた時にえいっとまとめて金継ぎしました。
金継ぎ、と言っても漆を何回も重ね塗りする本格的な金継ぎではなく、接着剤と合成うるしを使った簡単金継ぎ。
皿の端っこなど、直接口に触れないところには便利です。
以前沖縄で買って、落として顔が割れてしまったひつじの文鎮もこうやって甦りました。

こんな風に直すと、また違った表情で見違えるようになり、一層愛しくなります。

小学生の頃、短くて使えなくなった鉛筆や、噛み跡でボロボロになった鉛筆を一箱に集めて、「えんぴつの病院」を作っていたことをふと思い出しました。
鉛筆を噛んでたのは自分なんですけどね…

関連記事