toggle
2022-02-12

本を読んでいる時間

引きこもりがちに暮らしていて、それが心地良くてという話を前回書いていて、その続きのような話。

毎日、日が落ちる前に川沿いを散歩しています。
いつもは西に向かいますが、今日は帰りに買い物をしたいので、東に向かいました。
背中に日があたって暖かく、雪の残った川縁を見ながら散歩していると、なんて幸せなのだろうと思いました。
自分の繭の中にすっぽりと包まれているようで、安らかで満たされていて、その「今」という瞬間をただただ感じていました。

どういう状況であろうと、至福の周波数のようなものは帯のようにいつも流れているのだろうなと思います。
そこにチャンネルを合わせることができれば、いつでも触れられるのだろうと。

本を借りる時、いつもは大体安曇野市の図書館に行きますが、時々は足を伸ばして松本市の図書館へ。
松本市の梓川図書館は小さいけれど、いつも借りたい本が何冊もあるお気に入りの図書館。
いろいろ借りた中の一冊。『二十四節気 暦のレシピ』(日本文芸社)
フローリストの猪飼牧子さんと松本在住の写真家の清水美由紀さんの本。
立春、雨水、啓蟄、春分、晴明…移り変わる季節の様子と折々の植物や生活と食のこと。
季節を表す日本の言葉って美しいなぁとしみじみ感じました。
写真や文章も素敵で、見ていると心が穏やかになり、さっぱりします。
ふと思いついて、取り寄せて母に送ってみることにしました。
明日届くと思うけど、喜んでもらえるといいな。

他には並木良和さんの『「最適化」の世界』、ジャスムヒーンさんの『統合リセット』など。
本を読んでいる時間は、甘くて滋養たっぷりのフルーツの汁をちゅうちゅう吸っている虫のようなきもち。

タグ:
関連記事