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2022-12-12

12月の小さな旅

今年も終わりに近い12月、小さな旅をしました。
東京や埼玉に会いたい人たちがいて。
そして、何となくわくわくする気持ちがして、横浜に泊まってみました。

朝、お粥を食べに中華街へ。
ピータンの入ったお粥を頂いて、ほかほかになった後、明るい気持ちのいい方へ散歩していたら、海が見えてきました。
山下公園。
12月なのにバラ園にはまだいい香りのバラが咲いていました。
海に向かってずらりと並んだベンチは手すりのペンキが何度も塗り直されていて、大切にされている様子。

何となく、以前行ったカンボジアのプノンペンの街並みを思い出していました。
旅をすると、頭の中のいつも使っている場所がストップして、使っていない場所が動き出す感じ。
知らない街のカフェで思いついたことをただ書き続けることが好きです。
そして、気になる方へ直感的に歩いていると、なぜか自分の好きな場所に出会える。

展望台に登ると、そこは広い庭になっていて、「海の見える丘公園」までずっと気持ちのいい道が続いていました。何だか、夢の中で体験したような不思議な感じ。
横浜はいろんな違う顔を持っていて、面白いのですね。
中華街、港、山手。それぞれがまるで違っていて、個性的。
山手にときめきました。
丘の上にいくつもある洋館は無料で見学できて、12月はそれぞれがクリスマスのしつらいをされていてとても華やか。

でも、私が気になるのは、豪華なディナーの飾り付けよりも、古い給湯室のタイルだったり、お風呂の浴槽だったり、何回もペンキが塗り重ねられた窓枠だったり。
写真の窓はベーリックホールの子供部屋の窓。
何とかわいいことでしょうか。

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