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2021-05-16

明晰夢の話


先日、明晰夢を見ました。
明晰夢とは、睡眠中にみる夢のうち、自分で夢であると自覚しながら見ている夢のことだそうです。
明晰夢を見た時はこれまでに何度かあって、そのどれもがとても鮮やかでリアルだったように思います。

先日の夢の話。
何かサークルのようなところで人と過ごした後、パン屋さんに寄って、サービス品のおいしそうなパンをもらって自宅に帰りました。
ただいまーと家に帰ると、おかえりと迎えてくれたのは夫ではなくて、昔のパートナーでした。
ちょっとぞうっとして、これは夢だとわかりました。
夢だとわかると、周りのものがありありと鮮やかになって、現実で見ているようにはっきりとリアルなものになっていきました。

実は私は明晰夢を心待ちにしていました。
夢の中で、自分の意思で好きなように世界を過ごしてみたいと思っていたんです。
セラピストの大野百合子さんはご自身の「スピリチュアルかあさん」というポッドキャストの番組の中でこんな風に言われています。
もし、瞑想中に体外離脱をしたり、眠っている時に明晰夢を見たら、チャンスと思っていろんなところに行ってみてくださいと。
どこに行くか、誰に会うか決めておくといいですよと。

私はそのリアルな部屋の中で、飛ぶぞと思いました。
そしたら体がふわりと持ち上がって、すーっと上に登って行きました。頭が天井にあたり、うーんと押し上げると、屋根を抜けて夜空に浮かんでいました。
さて、どこに行こうかな?
場所を考えていなかった私は、唐突になぜかディズニーランドに行こうと思いました。しかもパリの。
空をビュンと飛んで着いたのはディズニーランドの側の電話ボックスでした。中には昔の古い木の電話があります。
私は受話器を外して聞きたかったことを聞いてみました。
「私はなぜ生きているの?」と。
聞こえてきたのは、ボソボソした男の人の声で、フランス語でした。
そっかー、フランスだもんな。フランス語だよな…
フランス語のわからない私はちょっとがっかりして、別な場所へ飛びました。

そこは屋根のない木のテラスで、低いテーブルがいくつかあり、何組かの人がひそやかに座っていました。
みんな何かを待っているようでした。
小さな男の子を連れたお母さんに話しかけました。とても感じの良い女性で、話してみると隣町に住んでいて、共通の知り合いがいることがわかりました。名前を聞いたのですが、うっかり忘れてしまいました…

他にすることが思いつかなくて、目を覚ましてみるかなと思って目をパチパチすると、目が覚めました。
もっと他のところに行ったり、冒険してみれば良かったなぁと今思います。

夢をコントロールできるようになると、その力は現実にも及んでくるようになると聞いたこともあります。

次は宇宙行こう。

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