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2021-03-17

ふわんとした光の球

ここのところ、ふわんとした光の球の中にいるような感じがしています。
時々ガサガサした現実に触れるとその粗い感じにびっくりして、心を整えてまた球の中に戻るような。

「メッセージ」という映画をまた借りてきて観て、そのずっと流れるメロディが膜になって包んでいてくれているみたい。
マックス・リヒターの「On The Nature Of Daylight」という楽曲。
草原に浮かぶ楕円形の不思議な宇宙船と、その“宇宙人”とコンタクトを取ろうとする言語学者のルイーズ。接触を重ねるうちにフラッシュバックして見える過去。でもそれは時間を超えて未来の映像にもなっていって。

作品の切なさがどこから来ているのかなと思います。
宇宙かな。
何だか、自分がそこにいたことを呼び覚まされるような、これから導かれていくことを教えてもらっているような。

ふわんとした光の球。
それはこんな風な映画を観た時にも、誰かの楽曲を聴いた時にも、そしてその中で踊ったり、描いたり。
ライトワーク。
光のお仕事。
それがどういう形なのかわからないけれど、始まり出しているような気がする。

Kiranah
キラナ
大切な人からこの名前をもらいました。
サンスクリット語で、光、光の筋、オーラ、内なる美などを表すそうです。
わたしのもう一つの名前。

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