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2025-03-18

小さなスイッチ

図書館へ行った帰りにファーマーズマーケットに寄り、苺を買いました。
ぶつぶつ切ってヨーグルトに入れて、この前焼いたオートミールクッキーをのせて。
借りてきた本を読みながらおやつを食べていると、幸せが身体に満ちてくるのを感じました。
こんな小さなことで光が差すように気持ちが明るくなる。

借りてきたのは有元葉子さんがイタリアの暮らしについて書かれた本。
先日、たまたま手に取った有元さんの『私の住まい考』という本の中で触れられていたイタリアのお家のことが、懐かしい夢のように何度も思い返されるので、もっと詳しく知りたくなった次第。
ふと訪れたイタリアのウンブリアで「ここに住む」と決め、一年近く家探しをし、昔修道院だったという壊れかけた建物を見つけ、修復。
壁の漆喰の色から床板の貼り方、照明やベッド、家具、石鹸置きに至るまで、一つ一つ地元の建築家と相談しながら選んでいかれた経緯を読みながら、有元さんの心が弾んでいる様子を感じ、私の心も一緒に弾んでいたのでした。

これは小さなスイッチのようなもので
自分の中に灯りが点る

灯りが点ったのを感じたら、来ていたメールの返事をしました。
朝考えあぐねていた言葉が軽やかに降ってくる。
小さなスイッチのことを知っていて、それをオンにできること。
そのことを大切にしたいな。

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