やりたかったこと
東京での二人展が無事に終わり、みなさまありがとうございました。
最終日にコシェル・コーバさんの近くの公園で撮った桜。
バトンタッチして、今は安曇野で桜が満開に近づいています。
展示の準備中は作品作りに集中して、ほぼこもりきりになるので、無事に展示が始まるとほっとして、それまでやりたかったことをどっとするのがいつものパターンみたいです。
まず、テーブルをペンキで塗りました。濃茶でいかにも和の感じだったものをソフトアイボリーに。
このペンキは見本ではブラウンぽい色なのに、なぜか塗ると青味が入った白っぽいグレーになります。あがたの森公園の旧校舎のような。
塗り終えたテーブルを部屋に運ぶと、部屋がぱあっと明るくなりました。そしたら、今度は木目調の本棚も塗りたくなり、オフホワイトに。
そして、本棚の上に置いていた天板を塗り、小引き出し二つを塗り、郵便受けを塗り…
夢中になると、ひたすらそれをする性格のようです…
ペンキ塗りはやってみると意外に簡単で、ガラリと印象が変わるところが面白い。
脱衣室やドアや引き戸なども塗っていきたいなぁ。
あ、猫が抱きついてきました。
しばらく抱っこをしていると、満足したようです。
ペンキ塗りのきっかけをくれたのは、acornさんで見つけたフィリップ・ワイズベッカーさんの本。
彼の、立体を平面的に描いたような絵は前から気になっていましたが、その本ではワイズベッカーさんのお家やアトリエの様子が紹介されていました。
ご自身が作られたと思うのですが、シンプルな直線的な家具に白や濃いグレーのペンキを塗られていたのが、何とも言えず素敵だったのです。
そして、展示の最終日に東京に行った時に、たまたまワイズベッカーさんの個展が南青山で開催されていて、見に行くことができました。
そして、ワイズベッカーさんのお姿が…!
しかし、ちらりとお顔を見ることしかできない、シャイなわたし…