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2021-01-25

虹色の光

近所に月に1回だけご自宅を開放して開かれるお花屋さんがあり、お花を買ってきました。
ヒヤシンス、チューリップ、雪柳、ラナンキュラス、アカシア、ユーカリ、忘れな草、白バラ…
明るいその部屋は春のみずみずしい花の精気に満ちていました。
思わず何回も深呼吸したくなるくらい。
しばらく悩んで数本を選び、大きめのガラスの花びんも買って、玄関に飾りました。
玄関の前を通るたびに、なんてかわいいんだろうって幸せな気持ちになります。

ここのところいろんなニュースが入ってきて、落ち込んでしまった日もあったのですが…周りの自然や日々の暮らしの中に幸せは満ちているのだなと思います。
心を静かにして、自分の中にある優しさや柔らかさを感じることができれば。

きのう突然本が読みたくなり、夕ご飯を作ってから図書館に行きました。
そしたら閉館してました。日曜は時間が早いんですね。
でも、本に触れたい気持ちはおさまらず、本屋さんへ。
吉本ばななさんの本があればなぁと思っていたら、『吹上奇譚』の第二話の文庫本がありました。
買わずに図書館で借りることもできるけど、何だかわからないけど、“今!”って感じが大事な気がして買ってきました。


「そして、大事なことは、調子が悪い時に最低限の味と働きをキープしながら、流れに乗れるまでじっと辛抱して、最悪だと思う時間の中にきらっ、きらっと砂金みたいに混じっている、黄鉄鉱に含まれる虹色の光みたいなものを見つけることなんだそうだ。
 それさえ見つけ始めたら、またフライパンを、お客さんを好きになれるし顔を上げられるって。」
 吉本ばなな著 『吹上奇譚』第二話どんぶり より

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